2008年 11月 13日
Bicycle
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OLYMPUS PEN D F-ZUIKO 32mm F1.9 SUPERIA Venus 800

職場の知人からOLYMPUS PEN Dを借りることができました。
(ホテル泊まりの時に持って来てもらったので、空き時間に遊んでいました)

知人の家では15年ぐらい前までは使っていたそうですが、流石に、今は、誰も使っていないそうです。(捨てられかけていた模様です)
ラッキーな事に、結構、状態よく、シャッターやセレンの露出計も大丈夫でした。

これを機に、カラーネガも積極的に使っていこうと思っています。
カラーネガについては、明日にでもmoreに追記するつもりです。

まずは、挨拶代わりの1枚です。

<2008.11.13追記>
Moreにカラーネガについて記載しました。





<カラーネガ再考>
風景写真が出発点のぼくは、写真を本格的に始めた時期がカラーリバーサル全盛時代でもあったため、フィルムはカラーリバーサルが中心です。
カラーリバーサルの場合、スポット測光によって厳密に露出を決めるのが、カラーリバーサルの鮮やかな色合い活かす最善の方法だと思っていますが、その方法は、どうしても露出の決定に時間がかかります。(それはそれで、じっくり撮るスタイルには合っているのですが)
マルチパターン測光など高度な測光機能を備えている新しいカメラであれば、カメラ任せの露出(つまりオート)でも結構大丈夫ですが、そんな飛び道具のない古いカメラだと、単体露出計が必要になってきます。

今回、PENを借りれることになって、常にカメラを携帯し、速写性を重視したスタイルをやってみたくなりました。

そこで、注目したのがカラーネガフィルムです。

カラーネガはラチチュード(フィルム上に再現できる明るさの度合い)が絞り10段分と、驚異的に広く、大雑把に露出を決めても大丈夫です。
「写るんです」のようなレンズ付きフィルムは、晴れの日も曇りの日も同じ絞りとシャッタースピードです。これでも写るのは、このラチチュードの広さと、プリント時の自動補正によるものなのです。
ちなみに、リバーサルフィルムのラチチュード5段程度、デジタルは3段(最近はだいぶ広くなってきたので、最新機種はリバ−サルと同じ5段ぐらいあるかもしれません)と言われています。

つまり、ネガフィルムのラチチュードの広さに頼り、露出は大雑把で、その分シャッターチャンスに集中しどんどん撮っていくというスタイルです。

ところで、ネガフィルムのラチチュードは広いと書きましたが、オーバー側に大きく偏っています(オーバー側6段、アンダー側3段程度です)。そのため、露出はわざと1、2段分オーバー気味に設定し、測定誤差をオーバー側に倒し、アンダーにならないようにします。
具体的には、今回のPENでの撮影は、ISO 800のフィルムを使用しましたが、ISOを400に設定しました。
あとは、露出計の値を参考に、一旦、露出を決めたら、光線状態が大きく変わらない限り、露出は気にせず、シャッターチャンスにのみ集中し、どんどん撮影していきました。スポーツのような爽快感のある撮影ができ、とても楽しかったです。

ぼくの借りたPENには露出計が付いているため、露出計の値を参考にしましたが、露出計がないカメラの場合、フィルムの説明書や箱に書いてある露出値を目安にすれば大丈夫です。(もう少し詳しい目安も持っていますので、リクエストあれば紹介します)

実は、この方法は、富士フィルムのNaturaシステムの露出決定方法を参考にしたものです。
興味のある方は、下記、富士フィルムのWebサイトをご覧下さい。(詳しい情報が掲載されています)
Naturaのページ
Natura Tips

ちなみに、Naturaシステムは2段オーバーですが、ぼくは、人物は+2、物や風景は+1がいいのではないかと思っています。

今回、色々調べてみて、カラーネガフィルムは、かつてのレンズ付きフィルムブームの裏で、凄まじい進歩を遂げており、とても使いやすく高性能なフィルムであることを認識しました。(最近のトイカメラのブームも、このカラーネガフィルムのラチチュードの広さが支えています。)
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by tatsuya_kitao | 2008-11-13 00:47 | Street


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